最近、様々な都市で人気のミツバチプロジェクトというものが盛んに行われていて、東京都都内だけでも、これだけあります。
- 銀座ミツバチプロジェクト
- ちよだミツバチプロジェクト
- 江東ミツバチプロジェクト
- TBSみつばちプロジェクト
- 渋谷ミツバチプロジェクト
- 仙川みつばちプロジェクト
- しんじゅQuality みつばちプロジェクト
- 江古田ミツバチ・プロジェクト
- 多摩ミツバチプロジェクト
まだまだ、大学の敷地内などでもミツバチを飼育しています。
どこのプロジェクトも、期間限定や限られた団体(学校など)をメインとしていて、一般での気軽に見学や体験はちょっと難しいみたいです。
なので、ミツバチやハチミツ大好きな私は、東京近辺のこんな所に出向いたこともありました。
◆千葉県で気軽に養蜂体験!みつばちたちのかわいい姿と採れたて蜂蜜が絶品!! >>>
こちらの千葉県君津市にある「はちみつ工房」さんは、見学は無料。養蜂体験が自分で採ったはちみつ付きで1,500円です。一度、気軽にチャレンジしてみては???
でも、もっとじっくり、養蜂体験をしたいという方は、そのまま続きをどうぞ!
その前に。。。
目次
ご存知ですか?国内の養蜂場のミツバチは、ほぼすべてが外来種!
現在の日本国内のミツバチは、大まかに古来より生息している在来種の日本蜜蜂と明治時代に輸入された外来種の西洋蜜蜂がいます。
◆日本国内には2種類のミツバチ。
この日本蜜蜂と西洋蜜蜂。見た目は良く似ていますが、かなり生態の違いがあります。
実は、養蜂業のセイヨウミツバチは外来種!
セイヨウミツバチは、明治時代に養蜂業専門としてヨーロッパから輸入されてきました。現在は、いろいろな種類が混血していていますが、養蜂業に適している生態なのです。その理由は???
・ハチミツを大量に採取できる。
セイヨウミツバチは、一つの巣箱で、年間で多いとき80kgのハチミツが取れます。(ニホンミツバチは3kg〜5kg程度。)
・抵抗力が乏しい
また、まだ、日本の環境に順応していないため、国内の病気やスズメバチへの抵抗力が乏しく、知ってか知らずか、一度飼育し始めると滅多に逃げ出すことはありません。
ただし、性格はニホンミツバチに比べ、やや攻撃的ですので、近寄るときは刺されないように防護服が必須のようです。
また、ダニやウイルス対策や餌の補給、寒さ対策などの手間がかかり、個人としての趣味の飼育では失敗することが多いです。まさに、ミツバチを養殖する「養蜂」なのです。
近年の様々な各ミツバチプロジェクトも、このセイヨウミツバチをメインとして養蜂を行っています。
古来から日本に生息する日本ミツバチ!
現在の養蜂業では、ニホンミツバチを職業として養蜂している方は、ほとんどおりません。ニホンミツバチは、元々日本に古来から生息している種類なので自然界で生きています。
・日本ミツバチが危ない!
しかし、近年の大量の農薬散布や世界規模での原因不明の大量死や宅地開発で、その生息場所が限られてきていて、絶滅の恐れも危惧されています。
しかし、ここ数年でニホンミツバチを個人の趣味として飼育する方が増えてきて、その恐れに歯止めをかける標的がんばっています。(私も。。。笑)
ちなみに、私も、養蜂体験を機に、日本ミツバチを飼育しはじめて、巣箱の作り方や飼育の仕方などを配信しています。詳細は、こちらから。↓↓↓
・採れるハチミツは、個人消費レベル
ニホンミツバチの巣箱一つで年間に採れるハチミツは、3kg〜5kgです。なので、とても高価なハチミツとして100gあたり1,000円ほどで販売されています。
単純に、職業としてはじめるとなると、年間一箱で50,000円。100箱あっても500万円。なにもかも奇跡的にうまくいっても年商500万円です。そこから、経費や人件費を引いたら、養蜂業専業では、生活できないでしょうね。
・気に入らないと逃げ出す日本ミツバチ
元々、日本の環境に順応しているニホンミツバチ。
「わざわざ、気に入らない巣箱に住む義理もない!もっと、いいところ探しましょう。女王様。」
と言ったか、言わないか、住みづらいと感じると、とっとと逃げてしまいます。(実は、先だって私も逃げられました。泣)
・おとなしいけど、強いニホンミツバチ
「ハチ=怖い」という思いは誰しもあるでしょう。そして、ミツバチは、一度針を刺すと、内臓も一緒に抜けてしまい死んでしまいます。なので、相当自身や巣に危険がない限り刺すことはほとんどありません。
特に、ニホンミツバチは、おっちょこちょいなミツバチが、間違って刺すことはありますが、こんなことをしても↓滅多に刺されません。
さて、能書きはこれくらいにして、そんなミツバチたちの観察や採蜜(ハチミツを巣から採りだす作業)を体験し、カフェでハチミツを使ったドリンクやスイーツを楽しめるスポットが三重県に出来ました。
今回は、東京から離れて、三重県に2019年3月にオープンした採蜜体験が出来るカフェ「松治郎の舗伊勢街道店」を紹介します。
松治郎の舗では、伊勢おはらい町店・松阪本店に続く、3店舗目となる伊勢街道店には、はちみつ加工品などが購入できる販売スペースに、「養蜂体験型カフェ」が付随されています。
◆まずは、養蜂体験カフェで採蜜体験をしてみよう!
最初に、ハチミツを入れる瓶を受け入れる、防護服に着替えいざ養蜂場に!
気温が高い昼間は実際にミツバチたちが動き回り、伊勢神宮付近の山々にハチミツを求めて活動します。あなたが養蜂アシスタントとなり、ミツハチの巣から蜂蜜を絞り出す作業をアシスタント。ご褒美に瓶に入るだけの蜂蜜をお持ち帰りできます。
◆伊勢神宮のお膝元ではちみつ採取体験
・お1人様(はちみつ付き):1,320円(税込)小・中学生:660円(税込)
(所要時間:約5分~10分)
◆はちみつ採取をじっくり楽しみたい・体験したいあなたには、じっくり体験コース
・お1人様(はちみつ付き):3,850円(税込)小・中学生:1,650円(税込)(所要時間:約40分)
蜜ろうを使用したはちみつリップクリーム&ハンドクリームつくり体験
蜜ろうとは、ミツバチの巣からハチミツを搾り取った後の残りの部分。
この蜜ろうは、常に天然成分100%なので、リップクリームやハンドクリーム。はたまた、ろうそくやクレヨンなども作れます。
こちらの「松治郎の舗」さんでは、はちみつマイスターの手解きではちみつリップクリームとハンドクリーム作り体験ができます。作ったリップクリームとハンドクリームは、お持ち帰りOKです!
◆はちみつリップクリームとハンドクリーム作り体験
・お1人様(6歳以上から):2,200円(税込)
+ 1,100円(税込)でデザートセット(ドリンク付き)をお付けできます(所要時間:約40分)
養蜂体験のあとは、ゆっくりくつろげるカフェ&ショップにどうぞ!
ショップ内は国内産の厳選されたはちみつが並び、季節ごとに種類の異なる様々な単花のはちみつも販売。
カフェでははちみつを使った飲み物やケーキが楽しめます。もちろん一緒にされた養蜂場で採蜜したはちみつもご飲食いただけます。
最後に。。。
★ 11月から3月まで「はちみつ採取体験」はお休みとなります。★
ミツバチは冬の期間は冬眠状態となります。小さな昆虫のため、寒さに弱いのです。集団で固まって寒さをしのぎます。そのため、蜂箱をあけてしまったら、凍え死んでしまいます。初春(3月まで)ミツバチくんをお休みさせてあげてください。
【養蜂体験】松治郎の舗 料金・アクセス・駐車場 詳細情報
料金 | 体験コースにより異なります。>>> |
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電話番号 | 0596-63-5830 |
住所 | 三重県伊勢市宇治浦田3丁目2-32 |
交通アクセス | 【車】
【電車・バス】 ・近鉄五十鈴川駅より 約1.7km ・最寄バス停:神宮会館前 約160m |
駐車場 | 無料駐車場9台分アリ |
ホームページ | 日本初養蜂体験カフェ「松治郎の舗」公式ホームページ>>> |
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